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MTAセメントについて
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MTAセメントを用いることで、通常であれば神経を取るケースでも、神経を残せる可能性があります。吸収されてしまった骨と歯を再生することができるからです。
つまり、歯を削る量を最小限に抑え、歯の寿命を延ばせる可能性があるのです。
MTAセメントは、生体親和性や封鎖性に優れた革新的な材料です。また、固まるとかなりの強度を保ちます。
多くの細菌は酸性には強いものの、アルカリ性には弱く、pH9.5で死滅すると言われています。
MTAセメントは、最初はpH10.0程度ですが、3時間後にpH12.5と強アルカリ性を示すようになり、高い殺菌性を示します。
実際の治療では、一時的に過敏になり、冷たいものなどでしみたり、痛む場合があります。通常、これらの症状は時間と共に軽減、消失していきます。
保険適用外の治療です。 |
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