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神経を抜かずに残せる?「MTAセメント」による治療
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「虫歯が深いので、神経を取らなければなりません」
歯科医院でそのように告げられた経験はありませんか?
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当院では、通常であれば神経を取る(抜髄)必要があるケースでも、可能な限り「神経を残す」ための選択肢として、MTAセメントを用いた治療を行っています。
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そもそも、なぜ神経を残すべきなの?
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歯の神経を取ってしまうと、栄養が行き渡らなくなり、歯は枯れ木のように脆くなってしまいます。その結果、歯が割れやすくなったり、寿命が短くなったりします。
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ご自身の歯を長く使い続けるためには、神経を守ることが非常に重要なのです。
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MTAセメントの3つの特徴
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MTAセメントは、生体親和性(体への馴染みやすさ)に優れた材料で、以下の理由から神経を残せる可能性を高めます。
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1. 歯の修復を助ける
MTAセメントには、破壊された歯の組織の修復を促す効果(硬組織形成能)が期待できます。歯を削る量を最小限に抑え、神経を保護する「盾」のような役割を果たします。
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2. 強力な殺菌作用
多くの細菌は酸性には強いものの、アルカリ性には弱い性質を持っています。
MTAセメントは、強アルカリ性で細菌の活動を抑制し、歯を守ります。
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3. 優れた封鎖性
固まると膨張する性質があり、細菌が侵入する隙間を作らないよう、高い封鎖性でピッタリと塞ぐことができます。
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治療後の症状について
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薬剤が作用する過程で、治療直後に歯が一時的に過敏になり、冷たいものがしみたり、痛みを感じたりする場合があります。
通常、これらの症状は時間の経過とともに軽減・消失していきますのでご安心ください。
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治療費用・リスク等のご案内
本治療は、公的医療保険が適用されない「自由診療」です。
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費用
MTAセメント処置(1歯):22,000円(税込)
※処置後の土台、被せ物・詰め物の費用は別途必要となります。
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リスク・副作用
一時的な疼痛:治療後にしみたり、痛みが出たりする場合があります。
適応の限界: 虫歯の状態が重度ですでに神経が壊死している場合や、炎症が強い場合は、本治療を行っても神経を残せず、抜髄(神経を取る処置)が必要になることがあります。
成功率:神経を保存できる可能性を高める治療ですが、100%の結果を保証するものではありません。
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### 治療をご希望の方へ
「できるだけ神経を取りたくない」「自分の歯を大切にしたい」とお考えの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。精密な検査の上、MTAセメントが適応できるかどうか診断させていただきます。 |
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