上五島 吉村歯科

総入れ歯の人工歯の話

上五島は超限界集落ですので、年配の方から「歯茎が流れた」と言われる事が多いです。
 
歯茎が痩せて、総入れ歯の安定が悪くなっています。すると、ご飯を食べている時に総入れ歯が揺れるので、痛みが出るのです。
 
今回は、総入れ歯を人工歯からアプローチします。
 
まず、総入れ歯で頬っぺたを噛む場合は、7番目の人工歯を外す、あるいは削ります。基本的に総入れ歯は4番目から6番目の歯が噛み合わせが重要、と言われているからです。
 
そして「歯茎が流れて」いて、総入れ歯の安定が著しく悪い場合は、人工歯を全部調整して、噛んだ時に、どこでも当たるようにする事があります。(オールフラット義歯)横に動かした時の揺れが少なくなり、痛みの減少につながります。
 
お口の中は患者さんによって十人十色ですので、まずはご相談下さい。

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