上五島 吉村歯科

誤嚥性肺炎と歯科

誤嚥性肺炎とは、気道への食物や、口腔内微生物の吸引により、引き起こされる肺炎です。
特に高齢者、脳血管障害、認知症、パーキンソン病や胃食道逆流症、寝たきりの人などは、注意が必要です。
高齢者の誤嚥性肺炎の多くは、気付かないうちに、引き起こされると考えられています。
入れ歯の洗浄が不十分だったり、虫歯や歯周病があったりすると、口の中の細菌が増殖して、誤嚥をしたときに、肺炎が起こりやすくなります。
そのため、口の中を清潔に保つことが重要です。
口腔ケアでは、口腔内の歯や粘膜、舌などの汚れを取り除きます。
適切な口腔ケアでは、口腔や咽頭の細菌数が減少し、食欲も出て栄養状態が改善し、さらには、発熱が下がったり、その頻度が少なくなったりするなど、免疫力の向上にもつながります。
 
参考文献
新常用歯科辞典(医歯薬出版株式会社)
参考ホームページ

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